2006年3月16日 (木) 付け ニュースリリース
Windows パッチ マネジメント ソフト「アップデートエキスパート」ユーザーに無償で提供
ファイル交換ソフト Winny 起動阻止ツール
「ウィニーストッパー Ver.1」を 3 月 23 日に公開
Winny による情報漏えいを完全防止
ソフトウェア開発のアップデートテクノロジー株式会社 (東京都港区: 代表取締役社長:板東直樹) は、ファイル交換ソフト Winny の起動を阻止するツール「ウィニーストッパー Ver.1」を開発し、2006 年 3 月 23 日より無償での提供を開始いたします。
ウィニーストッパーは、弊社が販売するシステム管理者向けパッチ マネジメント ソフト「アップデートエキスパート Ver.6.1」の登録ユーザーに対しては、無償ユーザー ライセンスで提供いたします。ユーザー ライセンスの提供によって、企業内のみならず家庭のパソコンにインストールすることで、自宅パソコンからのデータ流出を阻止することが可能となります。また、あわせて 30 日間使用可能な限定評価版を弊社ホームページに公開いたします。
弊社では今後、本製品を改良し、企業と家庭のパソコンの情報漏えいなどを引き起こすマルウェア (malware: 悪意のあるソフトウェア) の発見、動作の防止と監視ができる製品として販売していく計画です。
ウィニーストッパーをコンピュータにインストールすると、それ以降、プログラムがコンピュータの Winny の起動処理を監視し、起動を検知するとこれを阻止します。これによりユーザーは、Winny による情報漏えいに不安を抱くことなく、個人所有のコンピュータの利用が可能になります。
Winny による情報漏えい事故の特徴は、企業内のコンピュータではなく、家庭のコンピュータで発生しているということです。Winny の設定ミス、もしくは、Winny に対して感染を広げるウイルス "Antinny" によるものなどがあげられます。本人が Winny を使っていなくても、同じコンピュータを使う家族が Winny をインストールし、情報漏えい事故が発生したケースも存在します。
事故防止のために、従業員によるファイルの持ち出しを全面的に禁止するという方法もありますが、ネットワークの発達によって進むテレワーキング化の流れに逆行するものでもあり、すべての企業で適用できる手段とはいえません。その場合、企業の情報漏えいを防止するために、従業員の家庭などにある個人管理のコンピュータに対策を施す必要に迫られます。これは、従来にはなかったセキュリティ対策の局面だといえます。
この新局面に対応するため、ウィニーストッパーは、ユーザー ライセンスで提供します。アップデートエキスパートを利用している企業は、企業内コンピュータのみならず、従業員の自宅のコンピュータにもインストールして利用できます。
今後弊社では、ウィニーストッパーとアップデートエキスパートとの連携機能を高め、ウィニーストッパーをリモートからプッシュ形式でインストールし、企業コンピュータの「Winny 禁止パソコン」化を徹底する機能などを追加する予定です。また将来的には、Winny のみならず、他のマルウェアへの対策を強化した製品や、アップデートエキスパートとは切り離した、Winny の動作阻止のみを目的とした単独製品を出荷する計画です。これらについては、本年第 2 四半期の提供を目指して開発を進めております。